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事務所概要

1. 沿革

兼子・岩松法律事務所は、日本の民事訴訟法の基礎を築いた東京大学民事訴訟法教授の兼子一、初代最高裁判所判事の岩松三郎らにより、昭和32年(1957年)に神田駿河台で開設された法律事務所です。

その後、丸の内に移転し、40年以上にわたり同地を拠点としてきましたが、所属弁護士の増加に伴い、より充実した執務の環境を整えるため、平成24年(2012年)12月、大同生命霞が関ビル12階に移転し、現在に至っています。

2. 理念・特色

当事務所は、事務所開設以来、新たに生じる様々な法律問題について、良識に根ざした紛争の解決を目指すことを基本的な理念とし、質の高い法的サービスの提供に努めています。

当事務所の最大の特色は、知的財産権訴訟、会社法関連訴訟、環境法関連訴訟、医療関連訴訟などの専門訴訟を中心とした訴訟業務において豊富な経験を有することにあります。所属弁護士は、これらの訴訟を通じて、記録や証拠の正確な理解に基づく的確な事実の把握、法律・判例などの徹底した検討に基づく法解釈と事実へのあてはめという、弁護士としての根本的資質を、日々高めていくよう心がけております。

また、当事務所は、司法研修所教官や法制審議会、工業所有権審議会など各種立法関係の委員も多数輩出しており、近時は、金融当局への出向等を通じて、金融法務に精通した弁護士のほか、海外のロースクールなどへの留学及び海外の法律事務所でのトレーニーとしての実務経験を有する弁護士も在籍しており、海外取引や国際的な紛争に対する助言といった渉外案件についても対応しております。当事務所では、各弁護士が、それぞれの専門分野を活かしつつ、時には、複数の弁護士が連携しながら、案件ごとにベストと考える体制を整えるようにしています。

これからも専門分野を拡充しつつ、訴訟及びその経験を踏まえた紛争解決等の業務に関し、依頼者のニーズに応じたきめ細やかな法的サービスを提供して参ります。